猫って我がままと勝手に人間様が思っているだけなのですよね。
我が家ではメス猫がいますが、女王様ですね。
娘は飼い猫になりた~いと言うこともあります。
我がまま娘が…
猫の教え
人の顔色を伺い、 愛嬌を振りまくことを
「八方美人」という。
しかし、誰からも好かれようとすれば、結果的に誰からも
嫌われてしまうのが世の常。
いったいどうすれば良いのだろうか?
人間と極めて深い動物、ネコ。
ペットとしてのネコの歴史はいまから5000年以上前の
エジプト。
一部には9500年前のキプロスにさかのぼる。
世界的な飼育頭数ではイヌを圧倒し、
2億400万匹とも言われる。
名実ともにペットの王様である。
多くの人間を魅了するネコであるが-----
決して人間に従順ではない。
人に飼われながらも、常に野生を秘めているのである。
たとえば、目をじっと見つめてくる行動は
飼い主はその愛くるしさに負けてしまう。
ネコはそのとき何を考えているか。
「こいつには勝てる」である。
ネコは「勝てない」と悟った相手には負けを認めて
目をそらす。
ケンカに発展させないためだ。
また、人に身体をこすりつける行動は、
甘えているのではなく、人間に臭いをつけている。
飼い主に対し「お前も自分の縄張りの一部だ」と主張しているのだ。
さらに、狩りした獲物を持ってくるのは「余裕」の
あらわれである。
獲物を獲れない非力な飼い主に分け前を与え、狩りを
教えてやろうというのだ。
ネコは死の間際何処かへ行ってしまうというが、
これは弱くなった自分が、敵に襲われるのを防ぐためだ。
一度いなくなったネコが戻ってきたなら、
それはいろいろな所を探し回った結果、
一番安心できるのが自分の家だったということだろう。
自分のスタイルを崩さないあまのじゃく。
しかし、憎めない愛らしさがある。
大事なのは好かれようと、取り繕うことではなく、
自分のスタイルを持つ事。
「自分らしく」でいいのである。
LIFE
「人間の知らない生き方」から
㈱文響社